ドイツでの7日間レースを終え、 さらなる高みをめざしてシーズン後半へ!


7月1日から10日間にわたって開催された「ジロ・デ・イタリア・インターナショナーレ・フェミニーレ(通称ジロローザ/2. 女子ワールドツアー)」を走り終え、久しぶりにドイツの拠点に戻った萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)は、落ち着く間もなく、15日から21日までの7日間で開催されたドイツでのステージレース「インターナショナル・テューリンゲン・ルントファールト デル フラウエン(Internationale Thüringen Rundfahrt der Frauen/UCI2.1)」に出場しました。

肋骨骨折からの欧州復帰戦となったジロローザに続き、コンディションは良くなかったものの、タフなコース設定のなか最終日まで走り切り、チームはいくつかのステージで区間上位入賞、エマ・ヨハンソン(スェーデン)の山岳賞獲得などの結果を残しました。

萩原麻由子のレースレポート
10日間のジロローザのあと、中4日でドイツ一週間・7ステージのテューリンゲンに参戦しました。ジロローザでの疲労があったことももちろんですが、ドイツでのステージレース参加は初めてであり、慣れない道路やナショナルチームが多い等、いつもと違う雰囲気のレースに初日は手こずりました。

しかし日を追うごとに集団全体にも慣れ、いつもどおりに、普段どおりに走れるようになっていきました。それでもテクニカルで少しベルギー的要素の入る独特なドイツのレースに大変苦戦しました。

そして中盤、第4ステージ以降からは疲労感がどっと出始め、登りで脚が「空っぽ」になるという感覚に初めて見舞われました。力強く踏みたいが力が入らず、するすると集団から遅れてしまう。そして寄せ集まったグルペットでゴールにたどり着くという、ラスト3ステージは毎日そんな日々でした。チームのためにも良くは働けず、できたことと言えば序盤のアタックに反応することぐらいでした。

初めて走ったこのテューリンゲンというレースは、今まで走ったステージレースとはまた異なるレースで、年間のステージレースの中でも非常にタフなコース設定のレースだということを知りました。周囲にはこのレースをリオ五輪の最終調整としている選手もおり、それぞれの様子を伺わせていました。

今回は散々でしたが、これらを身を持って知れたことを良いこととしたいです。そして改めて3週間を走る男子のグランツアーレースの凄さを思い知ります。人間、打ちのめされてからが真価が問われると言うか、私の場合は一度打ちのめされておいたほうが、さらに強くなれる部類の人間なので、またさらに強くなるよう鍛錬を積もうと思いました。

7/1から17レースを終え、あまり調子良く走れているとは言えない日々ですが、今後のスケジュールも決まり、シーズン後半に向け仕切り直して挑もうと思います。

次は7/30 のRide Londonを経て8/7〜14の日程でフランスのLa Route de France に出場します。女子のステージレースは10日間のジロローザが最長、次に長いのが一週間となっています。今年3つ目の長いステージレースを経て、調子を上げていきたいと思っているところです。