ジロローザ第5ステージでアボットが区間優勝、マリアローザ獲得!


萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が出場中の「ジロ・デ・イタリア・インターナショナーレ・フェミニーレ(通称ジロローザ/2. 女子ワールドツアー)」。ウィグル・ハイファイブは、今大会での個人総合優勝を最重要目標として掲げており、過去に2度本大会で優勝経験のあるクライマーのマラ・アボット(アメリカ)と、オールラウンダーであるエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)のダブルエース体制で戦っています。

7月6日に開催された第5ステージは、チマコッピ(大会最高地点・標高1852メートル)のモルティローロ峠を越える77kmで、今大会の最難関ステージでした。そして、登坂に強いアボットが最大勾配18%のモルティローロ峠でアタックし単独で先頭に立つと、後続に5分の差を付けて頂上を通過。下りで落車しながらも、37秒のリードを守り抜いて、独走でフィニッシュラインを越え、区間優勝を挙げました。

そして、山岳賞ジャージを着用するロンゴボルギーニが4名の追走集団のなかで先着し、2位入賞。ウィグル・ハイファイブのワンツーフィニッシュとなり、アボットが2位のメーガン・ガルニエ(アメリカ、ボエルス・ドルマンス)に10秒差で個人総合首位に浮上し、総合首位の証となるマリアローザを獲得しました。ロンゴボルギーニも個人総合成績で、アボットから15秒差の3位に位置しています。またウィグル・ハイファイブは、第1ステージでのジョルジア・ブロンジーニ(イタリア)、第3ステージのクロエ・ホースキング(オーストラリア)に次いで、今大会3回目の区間優勝となりました。

第6ステージは2級山岳での山頂ゴール、第7ステージは21.9kmの個人タイムトライアルと厳しいステージが続きますが、チーム一丸となり、個人総合優勝をめざして戦います。萩原麻由子も、第1ステージでは落車に見舞われましたが、日に日にコンディションを上げており、チームのアシストの要として懸命に戦っています。

萩原麻由子のコメント
「チームとしては今日、マラ(・アボット)がクイーンステージを獲り、マリアローザの座に立ちました。後続を5分ほど引き離すという脅威の強さで頂上通過するも下りで落車。タイム差は2位と10秒と僅差となり、明日からはかなりのハードワークが予想される展開となりました。兎に角エースが無事に明日スタートできるということが何よりのことと思います。

自身としては今日も随分のタイム差でゴールしましたが、頂上付近までは良いテンポで登ることができました。頂上付近と頂上の尾根、下りで大失速し、随分離れてゴールしましたが、数字には全く残っていませんが、毎日のレースで働くなかで、調子が戻りつつあることを実感できています。

自身としてもチームがマリアローザを持つのは初めての経験となります。明日からがリアルレースの幕開けとなるので、心身共にしっかり準備して臨みます!」

ウィグル・ハイファイブ出場メンバー
萩原麻由子(日本)
クロエ・ホースキング(オーストラリア)
マラ・アボット(アメリカ)
エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)
ジョルジア・ブロンジーニ(イタリア)
オードリー・コルドン(フランス)

●ジロローザ 公式ホームページ
http://www.girorosa.it

●UCI女子ワールドツアーについて
http://www.uci.ch/road/news/article/uci-women-worldtour-top-level-racing-worldwide/

過酷な第5ステージを終えて、監督からの指示は「明日からのことは考えずに、心身ともにリラックスして回復に努めること」。残り4ステージ、ウィグル・ハイファイブ、そして萩原麻由子にとって、非常に重要なステージが続きます。