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7月〜9月のレーススケジュール

ジロローザ、ドイツでのステージレースと2つの長いステージレースを走り終えた萩原麻由子ですが、さっそく今後のレーススケジュールが決まりました。直前での変更もありますが、最新のスケジュールは以下です。応援よろしくお願いします!!!

7/30 Prudential Ride London Grand Prix(イギリス、1.WWT)

8/7-8/14 La Route de France(フランス、UCI2.1)

8/27 GP de Plouay-Bretagne(フランス、1.WWT)

9/6- 9/9 Lotto Belgium Tour(ベルギー、UCI2.2)

9/24 Giro dell’ Emilia(イタリア、UCI1.1)

9/25 Gran Premio Bruno Beghelli (イタリア、UCI1.1)

(※仮のエントリーリストに名前がありますが、7/24のLa Course by Le Tour de France に出場する予定はありません)

 

ジロローザ閉幕 最終ステージで逃げ切り、区間6位入賞!

7月1日から10日間にわたって熱戦を繰り広げた「ジロ・デ・イタリア・インターナショナーレ・フェミニーレ(通称ジロローザ/2. 女子ワールドツアー)」の最終日、7月10日に開催された第9ステージで、9名の逃げに乗った萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が区間6位でゴールしました。

第9ステージは、イタリア北部マッジョーレ湖畔のヴェルバニアをスタート/ゴールとする104.8kmで開催され、1周30kmの周回コースを3周回、そして最終周回にだけ3級山岳ポイントを含む14.8kmのコースが組み込まれるという変則的な周回コースが使用されました。比較的アップダウンに富んでおり、気温も35度に達する厳しい条件下でのレースとなりました。

1周回目の登坂区間で萩原を含む9選手が先行し、最大で集団まで5分以上のタイム差を稼ぎました。先頭集団は最終周回に3分以上のリードを守って入りましたが、最終周回にだけ加えられる3級山岳の登りで、逃げは萩原を含む6選手と人数を減らし、集団とのタイム差も2分、1分半と縮まっていきます。

そしてシクロクロスの世界チャンピオン、タリタ・デヨング(オランダ、ラボ・リブ)が山頂に向けて単独でアタックを仕掛けて先行。そのまま先頭でゴールラインを越え、その後、逃げていた選手5名が続き、萩原はそのなかで5番手、区間6位の成績でゴールしました。

アシストとして、チームを支えた萩原の総合成績は36位、区間最高位は最終ステージの6位という結果でしたが、ウィグル・ハイファイブは、第1、第3、第5、第8ステージで優勝し、全10ステージ中、区間4賞。またエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)は山岳賞を獲得する活躍をみせました。


写真:最後の3級山岳へと向かう萩原麻由子を含む先頭集団  (C) Sonoko TANAKA


写真:アジアンチャンピオンジャージを着て個人タイムトライアルとなる第7ステージを走る (C) Sonoko TANAKA

萩原麻由子のコメント
「10日間の2016年のジロローザが終幕しました。初日の落車から幕を開けた自身のジロ、例年のように快走できず、苦しい日々となりましたが、どんなに駄目でも諦めずに毎日できることをやっていこうと思い、走っていました。

チームとしてはステージ4勝やエリーザの山岳ジャージ等、良い結果も出ました。一方でマラのリーダージャージを一日も守れなかったこと、上手くコミュニケーションが取れず失敗した日もありました。自分としても調子が今ひとつで思うように働けず、落ち込むことも多い日々でした。

疲労感が集団内全体に垂れ込めていた最終日、苦しいながらも序盤にできた逃げに乗れ、自身としても今大会初めて逃げに乗ることができ、また大会全体としても初めて逃げが最後まで決まった日でした。

最後は力不足で先行した選手から遅れ、集団内の最後尾でゴールしました。この日はチームメイトのエリーザの地元ステージなので、彼女のステージ優勝を一つの目標にスタートしましたが、レース中のコミュニケーション不足や行き違い、最終的に逃げ切った集団内で表彰台にも乗れず、成功とは言える日ではありませんでした。しかし最後に、自分の大好きなジロで、久々に自分らしい走りができたことは良かったと思い、チームからも評価をして貰えました。

自分としても、チーム全体としても決して成功とは言えなかったジロでしたが、『負けた時のほうが勝った時よりも大切』という助言を頂きました。本当にそのとおりで、ジロでの出来事、これまでの出来事を良く振り返り、次に繋げていきたいと思います。

幸いなことに来週金曜日からまた一週間のステージレースに参加が決まっています。これまで良い走り、働きができていない分、これからのシーズン後半で挽回できるよう、一生懸命取り組んでいきたいと思っています。

最後に、今回はなんと遠方日本より現地イタリアまで応援に駆けつけて下さった方がいらっしゃいました。また現地に激励にいらした方や地元イタリアの人々による応援を頂き10日戦うことができました。そして素晴らしい環境で働けている自分の職場=チーム、仲間たちに改めて感謝を実感したジロでもありました。戦はこれからも続くので、レースへの情熱のある限り、どんなことがあっても力一杯ペダルを踏み続けようと思います」

ウィグル・ハイファイブ出場メンバー
萩原麻由子(日本)
クロエ・ホースキング(オーストラリア)
マラ・アボット(アメリカ)
エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)
ジョルジア・ブロンジーニ(イタリア)
オードリー・コルドン(フランス)


写真:最終ステージのスタートにて。最後まで気の抜けない厳しいステージが続いた (C) Sonoko TANAKA

●ジロローザ 公式ホームページ
http://www.girorosa.it

●UCI女子ワールドツアーについて
http://www.uci.ch/road/news/article/uci-women-worldtour-top-level-racing-worldwide/

萩原麻由子の次戦は、7月17日〜25日までドイツで開催される「テューリンゲン・ルントファールト デル フラウエン(UCI2.1)」となっております。

ジロローザ第5ステージでアボットが区間優勝、マリアローザ獲得!

萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が出場中の「ジロ・デ・イタリア・インターナショナーレ・フェミニーレ(通称ジロローザ/2. 女子ワールドツアー)」。ウィグル・ハイファイブは、今大会での個人総合優勝を最重要目標として掲げており、過去に2度本大会で優勝経験のあるクライマーのマラ・アボット(アメリカ)と、オールラウンダーであるエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)のダブルエース体制で戦っています。

7月6日に開催された第5ステージは、チマコッピ(大会最高地点・標高1852メートル)のモルティローロ峠を越える77kmで、今大会の最難関ステージでした。そして、登坂に強いアボットが最大勾配18%のモルティローロ峠でアタックし単独で先頭に立つと、後続に5分の差を付けて頂上を通過。下りで落車しながらも、37秒のリードを守り抜いて、独走でフィニッシュラインを越え、区間優勝を挙げました。

そして、山岳賞ジャージを着用するロンゴボルギーニが4名の追走集団のなかで先着し、2位入賞。ウィグル・ハイファイブのワンツーフィニッシュとなり、アボットが2位のメーガン・ガルニエ(アメリカ、ボエルス・ドルマンス)に10秒差で個人総合首位に浮上し、総合首位の証となるマリアローザを獲得しました。ロンゴボルギーニも個人総合成績で、アボットから15秒差の3位に位置しています。またウィグル・ハイファイブは、第1ステージでのジョルジア・ブロンジーニ(イタリア)、第3ステージのクロエ・ホースキング(オーストラリア)に次いで、今大会3回目の区間優勝となりました。

第6ステージは2級山岳での山頂ゴール、第7ステージは21.9kmの個人タイムトライアルと厳しいステージが続きますが、チーム一丸となり、個人総合優勝をめざして戦います。萩原麻由子も、第1ステージでは落車に見舞われましたが、日に日にコンディションを上げており、チームのアシストの要として懸命に戦っています。

萩原麻由子のコメント
「チームとしては今日、マラ(・アボット)がクイーンステージを獲り、マリアローザの座に立ちました。後続を5分ほど引き離すという脅威の強さで頂上通過するも下りで落車。タイム差は2位と10秒と僅差となり、明日からはかなりのハードワークが予想される展開となりました。兎に角エースが無事に明日スタートできるということが何よりのことと思います。

自身としては今日も随分のタイム差でゴールしましたが、頂上付近までは良いテンポで登ることができました。頂上付近と頂上の尾根、下りで大失速し、随分離れてゴールしましたが、数字には全く残っていませんが、毎日のレースで働くなかで、調子が戻りつつあることを実感できています。

自身としてもチームがマリアローザを持つのは初めての経験となります。明日からがリアルレースの幕開けとなるので、心身共にしっかり準備して臨みます!」

ウィグル・ハイファイブ出場メンバー
萩原麻由子(日本)
クロエ・ホースキング(オーストラリア)
マラ・アボット(アメリカ)
エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)
ジョルジア・ブロンジーニ(イタリア)
オードリー・コルドン(フランス)

●ジロローザ 公式ホームページ
http://www.girorosa.it

●UCI女子ワールドツアーについて
http://www.uci.ch/road/news/article/uci-women-worldtour-top-level-racing-worldwide/

過酷な第5ステージを終えて、監督からの指示は「明日からのことは考えずに、心身ともにリラックスして回復に努めること」。残り4ステージ、ウィグル・ハイファイブ、そして萩原麻由子にとって、非常に重要なステージが続きます。

ジロローザ開幕 第1ステージでチームが区間優勝

女子ロードレース界の最高峰ステージレースと言われる「ジロ・デ・イタリア・インターナショナーレ・フェミニーレ(通称ジロローザ/2. 女子ワールドツアー)」が7月1日に北イタリアで開幕し、萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)は、4年連続4回目の出場を果たしました。

萩原は全日本選手権ロードレースを終えて、慌ただしいスケジュールで渡欧し、久しぶりに所属チームに合流しました。そして、総合優勝をめざす世界トップチームの一員として、大きな目標であるジロローザに挑んでいます。

ウィグル・ハイファイブ出場メンバー
萩原麻由子(日本)
クロエ・ホースキング(オーストラリア)
マラ・アボット(アメリカ)
エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)
ジョルジア・ブロンジーニ(イタリア)
オードリー・コルドン(フランス)

10日間の日程で開催される本格的なステージレースは、2kmの個人タイムトライアルとなるプロローグで始まり、萩原は81位でゴールしました。そしてラインレース初日となる104kmの第1ステージでは、序盤に落車するアクシデントに見舞われながらも87位で無事にフィニッシュ。チームは元世界チャンピオンのエーススプリンター、ブロンジーニがスプリントを制して優勝。また若手イタリア人選手であるロンゴボルギーニが山岳賞ジャージを獲得しました。

萩原麻由子のコメント
「今日は序盤で落車。頭を少し打ち、それから良いとこなしでしたが、チームはとても良いスタートを切りました。 今夜何もなければ、明日出走するので、日に日に上げていけるよう頑張ります!」


写真:第1ステージで9選手によるゴールスプリントを制したジョルジア・ブロンジーニ  (C) Giro Rosa / Flaviano Ossola

●ジロローザ 公式ホームページ
http://www.girorosa.it

●UCI女子ワールドツアーについて
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第1ステージでの落車の影響が心配されますが、レースを終えた時点での状況は大きな問題はないとのこと。今後とも皆さまのご支援をよろしくお願いします。

全日本選手権ロードレース2位 次戦はジロローザ!

萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)が東京都大島町で開催された全日本選手権ロードレースに参戦しました。6月24日に個人タイムトライアル、25日にロードレースが開催され、タイムトライアルでは3位、ロードレースでは2位という結果でした。5月上旬のツアー・オブ・チョンミンアイランド(UCI2.ワールドツアー)以来のレースで、勝利することはできませんでしたが、ベストを尽くすことができ、良い感触をもってヨーロッパでのシーズン後半戦がスタートします。

今後、すぐに拠点としているヨーロッパへと戻り、所属チームであるウィグル・ハイファイブに合流。7月1日から10日間に渡って開催される女子ロードレース界最高峰のステージレース、ジロローザ(UCI2.ワールドツアー)へ出場します。

ジロローザでは、チームのエースであるエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア)やマラ・アボット(アメリカ)らを軸に、マリアローザ獲得(個人総合優勝)を目標にチーム一丸となって戦います。また萩原は、昨年の同大会で区間優勝を挙げており、日本人初の快挙として大きく注目されました。

萩原麻由子のコメント
「ロードレースでは、自分の今のコンディションではベストを尽くせたと思います。その結果なので、負けてしまったものの悔いはありません。前回のロンドン五輪から4年間、やるべきことはやって、今日まできました。結果的に代表選手の選考会で負けてしまったので、あまり成功とは言えないけど、日本のリオ五輪出場枠を取ることができたことなどを踏まえて、これが自分の精一杯と思える1日でした。

次戦はジロローザへの出場が決まっています。今年こそ、チームはマリアローザを狙えると思うので、とにかくチームのためにしっかりと働きたいです。ジロローザから始めるシーズン後半に向けて、しっかりとコンディションを上げて、心機一転頑張りたいと思います」。

22.4kmで開催された個人タイムトライアル。大島のサンセットパームライン、海沿いのコースで開催された
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ファンの方が作った萩原麻由子の応援グッズ
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ロードレースのスタートを待つ
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強風のなかで開催されたロードレース。萩原が積極的に集団を牽引する
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ロードレースの表彰台。萩原は全力を尽くしての2位!

 

中国でのワールドツアー「ツアーオブチョンミンアイランド」に出場

ヨーロッパでの転戦が続いていた萩原麻由子ですが、5月6〜8日に中国のチョンミンアイランドで開催されるUCI女子ワールドツアー「ツアー・オブ・チョンミンアイランド」、そして続いて中国で開催される11〜13日までの「ツアー・オブ・ヂョウシャンアイランド」に日本ナショナルチームのメンバーとして出場します。リオ五輪出場枠獲得をめざして、ベストを尽くします!

萩原麻由子のコメント
「現在ワールドツアー tour of Chongming island に参戦のため中国に来ています。気温一桁台だった北欧州から、蒸し暑い上海へ、気温差や時差等ありますが、久々のアジアに一人ワクワクしています。Chongmingは平坦のスピードレースのため、チームのスプリンターのため、しっかり自分の仕事を果たす事が課題です。先日のYorkshire 同様チーム一丸となり表彰台を狙います。

続く翌週同じく中国にて行われるTour of Zhoushan はチームが参戦しないため、日本代表として参戦します。これもまた、日本チーム一丸となり、表彰台を狙います。遠征続きの今月となりますが、体調気持ち共に整え全力で臨みます。狙うは表彰台です」

今後のレーススケジュール(予定)
5月6〜8日 ツアー・オブ・チョンミンアイランド(中国、ワールドツアー)
5月11〜13日 ツアー・オブ・ヂョウシャンアイランド(中国、UCI2.2 ※日本ナショナルチームとしての参加)
5月19〜22日 ツアー・オブ・カリフォルニア(アメリカ、ワールドツアー)

応援よろしくお願いします!

スケジュール更新! オランダの強風レースに出場中

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オランダ滞在中のサプライズ! 女子自転車競技界の女王マリアンヌ・フォスとトレーニングする機会に恵まれた

4月21日、ベルギーでのワールドツアーレース「フレーシュ・ワロンヌ」を走り終えた萩原麻由子はオランダに滞在し、23日の「EPZ Omloop van Borsele(1.1)」に出場しています。

●萩原麻由子のコメント
「フレーシュ・ワロンヌは、自身にとってもチームにとっても良いレースとして終えれなかった日となりました。 私はレース中、特に何も出来ず、レースが動いた時に悪い位置にいて後ろに取り残されて終わってしまったというレースでした。 前の週のスペインのレースや長距離移動の疲れも否めない感はあったにせよ、今年一番、特に何も出来なかったレースとなりました。

しかし、キツく難しい思い出しかなかったこのレースのポイントが見えたことだけが収穫でした。 今後は平坦爆風のオランダレースを経て、イギリスはヨークシャへ転戦。 その後中国、アメリカ、と続きます。 体調と頭をしっかり準備して臨みます」。

●今後のスケジュール
4月23日 EPZ omloop van Borsele (オランダ、1.1)
4月24日 Dwars door de westhoek (ベルギー、1.1)
4月30日 The Women’s tour de Yorkshire race (イギリス、1.2)
5月6-8日 Tour of Chongming Island(中国、ワールドツアー)

 

UCI女子ワールドツアー フレーシュ・ワロンヌに出場決定

欧州でレースを転戦する萩原麻由子(ウィグル・ハイファイブ)は、4月13日〜17日まで、スペイン北部で開催された5日間のステージレース、エマクメーン・ビラ(UCI2.1)に出場しました。

ウィグル・ハイファイブは5ステージ(プロローグ+4ステージ)のうち区間3勝し、区間2勝したエースのエマ・ヨハンソン(スウェーデン)が総合優勝を果たしました。厳しい山岳が含まれるコースは萩原が得意とするもので、萩原もチームの好成績に大きく貢献、高い評価を受けました。

萩原麻由子のコメント
「初日のプロローグ直前に体調が悪化したチームの主力、ヨハンソン選手が何とか体調を持ちこたえスタートを切り、第1ステージで優勝、第2ステージで総合リーダーに立ってから、全員がリーダーを守る仕事に徹し、最終日まで守り切り、ステージ2勝と、チームとしてはとても良い形で終えました。

自身としては3週間ぶりのチームとのレース、調子は悪くはなく、初日の序盤から他チームへの攻撃、チームが総合リーダーをとってからはひたすら他チームからの攻撃のディフェンスに徹しました。毎日終盤までに力尽き、遅れながらのゴール。気候も雨が多く、レースは思ったよりもハードな展開で、消耗の激しいレースとなりました。自身の成績など微塵も残りませんでしたが、チームは総合を取り、自身の仕事も高く評価してもらえました。

総合を守るという機会は、毎回訪れるものではありません。今回リーダーを守る仕事を全うできたことは、貴重な経験となりました。最高の環境でレースを学べていることに感謝しています。あとは地道な努力を積み重ね、自身の目標へ向かって突き進みます」。


そして本日、4月20日にベルギーで開催されるUCI女子ワールドツアー、フレーシュ・ワロンヌへの出場が決まりました。男子のレースと同日に開催され、最大勾配26%とも言われるミュール・ド・ユイ(ユイの壁)の頂上がゴールラインとなります。コースは、ユイの壁を含む大きな周回コースを2周する137kmとなっています。

萩原麻由子のコメント
「名所のユイの壁だけでなく、タフでテクニカルなコースレイアウトのレース。 天候によっては横風も大きく影響します。 各セクションの前に良いポジションをキープすることが大きなキーを握ります。チームには二人の優勝候補がいるため、彼女らの成功に備えつつ、自身も良い結果に食い込めるよう、良く集中して走ります」。

●フレーシュ・ワロンヌ 公式ホームページ
http://www.letour.fr/la-fleche-wallonne-femme/

●UCI女子ワールドツアーについて
http://www.uci.ch/road/news/article/uci-women-worldtour-top-level-racing-worldwide/

5月中旬までのレーススケジュール(予定)
4月20日 La Flèche Wallonne Féminine(ベルギー、ワールドツアー)
5月6-8日 Tour of Chongming Island(中国、ワールドツアー)

今後とも皆さまのご支援をよろしくお願いします。

スペインでのステージレースに参戦!

萩原麻由子の次戦はスペインでのステージレース。
4月13日〜17日まで5日間(プロローグ+4ステージ)にわたって開催される「Euskal Emakumeen XXIX Bira(UCI2.1)」です。
スペイン北部の山間部で開催されるレースで、萩原が得意とするコース設定。応援よろしくお願いします!

●萩原麻由子のコメント
じつに三週間ぶりとなるレース、貴重な出場機会をものにできるよう、元気一杯精一杯頑張ってきます。 調子を落としていた春でしたが、このレースで良い調子と機会を掴めるよう、自分のするべき事をしっかりこなすのみです。頑張ります。

●公式ページ
Euskal Emakumeen XXIX Bira
http://www.emakumeenbira.com/A_Raiz/principal.html

●各ステージ詳細
4月13日/プロローグ Iurreta – Iurreta 3.3KM
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4月14日/第1ステージ Eskoriatza – Eskoriatza 76.6KM
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4月15日/第2ステージ Etxarri – Urkiola 109.4KM
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4月16日/第3ステージ Berriatua – Berrialtua 109.4KM
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4月17日/第4ステージ Portugalete – Portugalete 75.8KM
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ストラーデ・ビアンケ 未舗装路の難関レースで奮闘

3月5日(土)にイタリア・トスカーナ地方のシエナ近郊で開催されたUCI女子ワールドツアーの第1戦、ストラーデ・ビアンケ。萩原麻由子は当初、補欠選手となっていましたが、2月末のベルギーでのレースを終えて、急きょ参戦が決まり、イタリアへと移動。未舗装路がコースに組み込まれる特殊なレースのため、入念にコースの試走をして挑みました。

萩原麻由子はアシストとしての走りに徹し、前半で役割を終え、途中棄権となりましたが、チームのエース、エマ・ヨハンソン(スウェーデン)が3位、エリサ・ロンゴボルギーニ(イタリア)が4位と上位入賞し、ウィグル・HIGH5チームにとって、確かな手応えを掴めるレースとなりました。


写真:ウィグル・HIGH5のストラーデ・ビアンケ出場メンバー (c)  Bart Hazen / Wiggle HIGH5

萩原麻由子のレースレポート
事前のミーティングで、自分の役割は、序盤にキング選手と2名で他チームの動きに対応すること、ダート区間前35k地点から始まる5kmの登り区間でチャンスがあれば攻撃すること、エース(ヨハンソン選手、ロンゴボルギーニ選手)にメカトラがあった場合、すぐさま対応すること(チームカーが不運にも最後尾付近のため…) の3点を任務として言い渡され、とにかくレース序盤の60kmで全力を尽くせとの指示。

コース試走でのダート区間の難しさと険しさから、自分の役割はダートに入るまでが勝負だと思っていた。また昨年度のレースでダート区間に入るまでの位置取りの激しさやレースの速さを体験しているため、落ち着きつつも攻めの姿勢で位置取りをするよう心がけた。

当日、雨の予報はなんとか持ち堪えるも、今にも泣き出しそうな重たい空の下レースがスタート。それと共に強い風も吹いている。横風にも注意が必要な日と念頭に置く。3kmのニュートラルも下り基調で道も曲がりくねり高速のまま0km地点通過でレーススタート。

集団は追い風に乗り、殺気立ちながらスタートするも、先週のベルギークラシックを体験しているため、少し余裕を持ちながら位置取り合戦に挑む。皆これから始まる登りやダート区間備えてか、また強い追い風ということもあり、レースは大きな動きはなく高速で集団のまま進む。

最初の登り区間付近から先頭付近をキープし、そのまま登りに突入するとラボバンクのニウイアドマ選手の強力なアタック。すぐさま対応するもつき切れしそうな威力。このアタックにより主な主要チームを含む6人の逃げが形成される。

その後もニウイアドマ選手の攻撃が数回行われ、逃げ集団の威力も衰えた頂上付近で30、40人の集団が合流、下りに入る。下り基調の平坦区間でもラボバンクの攻撃の応酬が始まり、私とキング選手で対応した。ラボバンクの積極的な攻撃の応酬の日だった。

そして最初のダートを先頭集団後方で突入、ここから本当のレースが幕を開ける。落車する選手やパンクする選手が出始める。車輪を滑らせながらも集中して走るよう心掛ける。最初のダート後もラボバンクを中心に起こる攻撃にチームメイトと共に対応するも、カウンター攻撃の応酬に思わず見送ってしまう場面ももあった。

2つ目のダート区間で私は遅れ始め、この区間中の激坂で完全に遅れてしまう。チーム車両にも全て抜かれ、力つきながら数人で走るも一人一人いなくなり、最後は一人で走っていると、レース関係車両らしき車に「フィニッシュ、後ろから来る選手たちと一緒に走って」と言われる。さらに後ろからチームの補給車両が来て回収され車に乗った。調子が良いと思いながら走っていたが、後半力尽きてしまって完走すらできなかったことに落ち込んだ。

レース後監督、チームメイトからは「今日の働きは評価に値するし、素晴らしかった」と言って貰えたが、終盤に力尽きてしまった自分に悔しくて虚しい気分になった。それは序盤の登りで強烈なアタックをかましたニウイアドマ選手が2位入賞と聞いて尚更だった。

しかしチームとしてはヨハンソン選手3位、ロンゴボルギーニ選手4位と、良い結果が出たので良かったと思っている。レース後、ブロンジーニ選手のいた集団での、踏切失格問題等を知り、波乱も起こった激しいワールドツアー初戦が終わった。

欧州開幕戦のオンループ・ヘット・ニュースブラッドから、現世界チャンプのアーミステッド選手の強さが止まらない。2位のポーランド若手ニウイアドマ選手の強さにも磨きが掛かっている。しかし、我がチーム、ウィグル・HIGH5は、まだ優勝こそ届いていないものの、先日のル・サミンでの2、3位、今回の3、4位と、限りなく近いところにいる。

次のワールドツアーは3月12日オランダで行われるロンド・ファン・ドレンテ 、チームの行末に期待大。自身の次戦は3月20日イタリアのトロフェオ・アルフレッド・ビンダ(ワールドツアー第3戦) 。今回の悔しさをぶつけ、チームとしても優勝を狙い全力を尽くしたい。

●ストラーデ・ビアンケ 公式ホームページ
http://www.strade-bianche.it/it/

●UCI女子ワールドツアーについて
http://www.uci.ch/road/news/article/uci-women-worldtour-top-level-racing-worldwide/

4月中旬までのレーススケジュール(予定)
3月20日 Trofeo Alfredo Binda – Comune di Cittiglio(イタリア、ワールドツアー)
3月30日 Pajot Hills Classic (ベルギー、UCI1.2)
4月4日 Grand Prix de Dottignies(ベルギー、UCI1.2)
4月12日 Durango-Durango Emakumeen Saria(スペイン、UCI1.2)
4月13-17日 Euskal Emakumeen XXIX Bira(スペイン、UCI2.1)


写真:イタリアで“白い道”と呼ばれる今大会。美しいトスカーナの風景の中、選手たちの走る道が目立つ (c) Bart Hzen / Wiggle HIGH5